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弔問をする側の心得は、何よりも遺族に対するいたわりの気持ちを忘れないことです。通夜に弔問するか、告別式に参列するかは、故人との関係を考えて決めます。しかし、一般の人でも、告別式に出られない時は、通夜に参列してもかまいません。どちらの場合も、服装や持ち物に気を配り、お悔やみは、手短にします。 |
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香典
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通夜か告別式に持参します。表書きは「御霊前」なら、どの宗教でも通用します。 |
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数珠 |
相手の宗教に関係なく、自分のものを持参します。持たなくてもかまいません。 |
供物 |
遺族から辞退されることもありますので、先方の意向をきいてから、通夜か葬儀の前に届けます。供物としては、盛菓子、線香、ローソク、花輪、または故人の好きだった果物、生花などをお供えします。 |
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告別式以外の弔問や、時間にゆとりのある通夜・葬儀のときは、お線香をあげてからお焼香をします。
一般的には、霊前で一礼し、お線香を一本か三本とってローソクの火を移し、炎を消します。炎は口で吹き消さないで、男性なら左右に動かし、女性なら左手であおいで消します。 |
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自分の番がきたら、次の人に会釈して進み、左右の遺族と僧侶に向かって一礼します。霊前に向かい一礼し、焼香の位置に進みます。仏に合掌し、右手で抹香を少量つまみ、軽く目の高さに捧げて、香炉に落とします。この動作を一回ないし三回行います。合掌し、深く一礼して静かにまわれ右し、席へもどります。 |
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